ラテン語で「喜び」を意味する「Laetitia」。
踊る喜びを感じ、表現できるダンサーになってほしいと願いを込め、私たちは、2019年にLaetitia Ballet Academyを新潟市に設立しました。

バレエの踊る喜びを日々感じて力に変えて欲しい、


観ている方に喜びを伝えられるダンサーになって欲しい。

その理念を実現するため、Laetitia Ballet Academyでは、一人一人の好きや得意を見つけ、自信を持って将来に繋げていけるように、沢山の経験を子供達にさせています。
そして、生徒一人一人と向き合って信頼関係を築いています。

バレエのその先にある、
大切なもの

バレエのその先にある、

大切なもの

レティティアバレエアカデミーについては、


以前カタログ編集のPRiFEEさんにインタビューいただいた記事をそのまま掲載いたします。
私たちの考えが一番伝わる内容になっています。
かなり長文にはなりますが、真剣に入会を希望されている方には是非お読みいただけると嬉しいです。

なぜ、レティティア

バレエアカデミーは
基礎に

こだわるのか?

はい。うちでは、何よりも基礎を大切にしています。見映えのする動きやテクニックの前に、身体の正しい使い方や軸の感覚、バレエの土台となる動きをしっかり身につけることが、あとでしっかりと踊れるようになるために、すごく大事なんです。
そのため、どうしても振り付けや見栄えに集中してしまいがちな発表会は2年に1回にしていますし、コンクールは希望者のみが出るというスタイルをとっています。 

たとえば、バーレッスン一つとっても、ただポーズを真似るのではなく、「床をどう踏むか」「重心をどう通すか」など、解剖学的な観点からもアプローチしています。足の指の使い方、内ももの引き寄せ、骨盤の安定、背骨の伸ばし方まで、すべてつながっています。
こうした地道なトレーニングを積み重ねることで、自分の身体をコントロールできるようになり、それが踊りの質につながっていきます。

アカデミー代表 安藤 桃子

日本人の骨格と、動きのクセ

はい、それはすごくあります。バレエはもともとヨーロッパ発祥の芸術なので、そもそも体型や骨格の面で欧米人に合った動きが多いんですね。たとえば骨盤の開き具合や脚の付き方、足の甲の出方など、欧米の子たちは生まれつき“開いている”というか、外旋しやすい構造なんです。
それに対して、日本人は畳文化で内股になりやすかったり、骨盤が前傾しがちだったりと、バレエのポジションに自然と入りづらい部分があります。もちろん一人一人違いますが、一般的に言えば、骨格的にハンディキャップがあると感じることはありますね。

「骨格は変えられないけれど、使い方は変えられる」というのが私の考え方です。たとえば日本人の子に特に弱いのが、内ももと下腹の筋肉。だから、まずはそこを鍛えるところから始めます。それから、関節の可動域を広げながら、無理なく体を外に開いていけるように指導していきます。」

「柔軟性」「筋力」「体幹」
それぞれの重要性

バレエに必要な体って、私は大きく分けて「柔軟性」「筋力」「体幹」の3つが揃って初めて完成すると思っています。ひとつでも欠けると、どこかで無理が生じてしまいます。
まず柔軟性ですが、ただ柔らかいだけでは意味がなくて、“コントロールできる柔らかさ”が必要です。脚を高く上げることができても、それを支える筋力や軸がなければ、バランスが崩れてしまいます。特に日本人の子どもたちは、筋力よりも柔らかさが先に出てしまう子が多いので、体がフニャッとなりやすいんですね。

そうです。そこに筋力が加わって、初めて美しいラインが保てるようになります。しかも必要なのはアウターマッスルではなくて、インナーマッスル。たとえば内腿や腹横筋、背中の深いところにある筋肉など、見えないけど体を支えてくれる部分を意識的に使えるようになることが重要です。

体幹って、筋トレだけで鍛えるものじゃないんです。自分で「引き上げよう」という意識を持つことがすごく大事で。これって筋肉ではなく、意思なんですよ。たとえば「自分の体を上へ伸ばそう」という意識があるかないかで、立ち姿や動きの質がまるで変わってきます。これはもう、“筋肉”というより“意識”の話。日々のレッスンでその意識を持っている子は、やっぱり成長が早いですね。

子どもたちの変化と、

基礎の楽しさ

実は意外と、楽しんでいる子が多いんです。というのも、最初はもちろんつまらなく感じていると思いますよ。特に週1回くらいしか来られない子は、先生に「ここを直して」って言われるばかりで、自分で変化を感じる前に終わってしまうんですよね。でも、レッスンの回数が増えて、身体に少しずつ変化が出てくると、子どもたちも「あ、今、私バランス取れてる」って感じられるようになる。その実感が、楽しくなるポイントです。

そうです。たとえば、ドゥミ・ポワントでのかかとの高さが、最初は全然上がらなかった子が、練習を重ねて高く安定して上がるようになる。そうすると、自分でも「お、いける!」って思うんですよね。基礎ができてくると、今度はセンターレッスンでもバランスが取れるようになる。そしたら「もっとやりたい!」っていう気持ちが出てくる。だから、基礎って本当はすごく楽しいんです。
実際に、コンクールに出ている子たちには「踊るより基礎の方が好き」って子が多いですよ(笑)。やればやるほど変化が分かるので、面白いんだと思います。

プロを目指す

子どもたちのために

うちでは、そういう子たちには外部の専門講師を招いたワークショップも行っています。たとえば足の裏の筋力を強化するための特別レッスンだったり、ドゥミ・ポアントのかかとの上げ方に特化したトレーニングだったり。最近ではピラティスの導入も検討しています。ピラティスって、元々ダンサーのために作られたトレーニングなので、怪我をしにくい身体づくりや、効率的な動作にすごく役立ちます。

そうですね。バレエって美しい反面、意外と身体に負担のかかる動きも多くて、間違った身体の使い方をしてしまうとすぐ怪我に繋がります。だから、ただ筋トレをするのではなく、正しい姿勢と動作で鍛えるっていうのが大事です。その点で、ピラティスや解剖学に基づいたトレーニングを取り入れることで、安全に効率よく力を伸ばすことができます。

海外留学と今後の進路

私はそう思っています。もちろん日本にもバレエ学校はありますが、どうしても“留学”という形ではなくなってしまいますよね。海外だと寮が整っていたり、ホームステイがあったりして、若いうちから受け入れてくれる環境が整っているんです。たとえば中学2年の夏にサマースクールに行って、そのまま長期留学へつなげることも可能ですし、海外のコンクールではスカラシップがもらえるチャンスもあります。

はい、サマースクールやコンクールに向けての準備も行っています。実際に、今年の夏に新潟で初開催されるYBCバレエコンクールでは、海外のスカラシップが用意されていて、うちの生徒も挑戦します。発表会や地域の公演にも出ながら、外部との関わりを増やしていくことが大事だと思っています。

コンテンポラリーの重要性

そうです。今の時代、クラシックだけではなくコンテンポラリーを踊れることがプロダンサーとしての必須条件になってきています。特にヨーロッパのバレエカンパニーでは、クラシックだったところがコンテのカンパニーに変わってきています。もちろん昔からあるパリのオペラ座とかロイヤルバレエとかはクラッシックですけど、一流バレエ団の半分以上がコンペのバレエ団になっているのも事実です。だから、オーディションでもコンテンポラリーのスキルが問われます。ローザンヌ国際バレエコンクールのような世界的な大会でも、クラシックのヴァリエーションに加えてコンテンポラリー作品を踊ることが求められます。つまり、審査の対象は“クラシックがどれだけ上手いか”だけではなく、“コンテンポラリーという全く違うスタイルをどれだけ理解して表現できているか”にもあるんです。
そして、クラシックとコンテができてれば、万が一就職に迷った時に、コンテのカンパニーに行くっていうすべもあります。外国の話ですが、カンパニーに入るということは「就職」なので、給料が出ますし食べていけます。
食べていけないのが1番困る。私は生徒に食べていける子になってほしいから。
国立のバレエ学校、国立のカンパニー、王立のバレエ学校立のカンパニーを目指してほしいと思っています。そこに入るためには、基礎コンテ、それから怪我しないピラティスを使った体。もちろん卓越したクラシックの技術も必要です。

はい。全部リンクしていますよね。基礎とプロになりたいってことが。

教室の雰囲気と、生徒との関係

ありがとうございます。よく“アットホームな教室”って言葉を聞きますが、うちはちょっと違うかもしれません。家族みたいに温かいけれど、甘やかすわけではない。「厳しいけど本気で向き合ってくれる教室」って思ってもらえたら嬉しいですね。私は1人1人の性格をちゃんと理解して、その子のやる気をどう引き出すかを常に考えています。だから、面談もたくさんやりますし、時には親御さんともじっくり話します。
うちの子も小学4年生ですけど、ちょうど反抗期で、いろんなものに興味が出てきて、「あの子がやっているから私もやりたい」みたいに、気が散りやすい時期なんですよね。親ともぶつかることが多くて、私も娘と毎日戦っています(笑)。

そうですね。たとえば反抗期やスランプで一時的にやる気を失ってしまう子もいます。そういう時は、無理に引き戻すのではなくて、まず話を聞くんです。「何が楽しくないのか」「今、何に興味があるのか」。そこから「じゃあ、それを活かしてバレエをもう一度楽しめるようにしよう」っていうアプローチを取ります。そうやって少しずつやる気を取り戻してくれる子もいます。
また、こんなエピソードもあります。表現力がすごくあって、発表の場でも堂々としている子がいるんですが、基礎練習が嫌いで、体が硬い。でも私は、その子が持っている表現力の良さを知っていたからこそ、そこをもっと伸ばしたくって、本人に聞くんです。「体が硬いってどういうこと?」「何が足りてないと思う?」って。すると「毎日のストレッチ」って自分で答えるんですね。「じゃあそれ、いつやる?」「お風呂上がりに…」「今やってる?」「やってない…」って。
そこから2〜3週間、毎日ストレッチをがんばって続けたら、足の上がり方が全然違うんです。前は全然上がらなかったのに、今ではここまで上がるようになって。レッスンでも先生に褒められて、本人もドヤ顔(笑)。「バレエが楽しくて仕方ない」って感じになってくれて、すごく嬉しかったです。

本当に、みんな我が子のように思っています(笑)。だからこそ、しっかり向き合って育てたい。テクニックを教えるだけじゃなく、その子の人生に関わるような関係でありたいと思っています。自分の子供がほぼ同世代のお母さんたちとも色々喋っているし、子供たちとも色々喋っているから、本当に自分の子みたいなんですよ、みんな。だから、1人1人の性格原稿用紙3枚ぐらい書けますよ。個々の性格を引き出して、やる気を伸ばすというのが私の仕事なんです。
それがあるから、うちの教室は生徒が辞めないのかもしれませんね。

コミュニケーション力を

育てるということ

そうですね。「質問されたら、自分の言葉で答える」というのをすごく大事にしています。レッスン中でも「この動きは何のためにやってると思う?」とか「何が変わったと思う?」って問いかけて、自分の頭で考えて言葉にしてもらう。そうすると、どんどん自分の中の気づきが増えていきます。

はい。プロのバレリーナになったとき、振付家や演出家とコミュニケーションを取る場面が必ず出てきます。そのときに、「自分の言葉で表現できるかどうか」って本当に大きいんです。
バレエって言葉を使わない芸術だからこそ、普段から自分の考えを持って、それをどうやって体で表すかを意識していく必要があると思っています。だから、うちでは技術面だけでなく、「表現するための力」も育てています。

「そうですね。ただ指示を待つのではなく、自分で考えて、自分の意思で動けるようになってほしい。小さな頃からそういう習慣を持っていれば、きっと将来どんな環境でも強くしなやかに対応できると思います。」

設備と環境へのこだわり

うちは音響設備にかなりこだわっていて、DJブースの音響機材を揃えています。クラシック音楽でも細部まできれいに聴こえるようにしていて、特に低音のコントラバスや打楽器の音もはっきり伝わるようになっています。

低音は、バレエで「音を取る」ことに、すごく重要なんですよ。音楽と踊りをしっかりシンクロさせること。ただリズムに合わせて動くんじゃなくて、音楽の構造を感じながら身体を使う。そのためには、メロディーラインだけでなく、伴奏やベースのリズムまで聴き取る必要があります。ピアノでいうと、右手の旋律ばかりじゃなくて、左手の音、つまりリズムの土台も意識するんです。でも、音響設備が良くないと、その低音が聴こえにくい。
だからこそ、うちのスタジオでは、生徒たちが音の厚みや深さまで感じられるように環境を整えています。ベースの音がしっかり聞こえることで、リズムの“ノリ”も変わってきますし、タイミングや呼吸が自然と合ってくるんです。音を「正しく聴いて、反応する力」は、舞台で踊るときにとても大きな武器になると思います。

音響設備

いくつかあります。まず、照明です。目に優しいダウンライトにしています。そうすることで、なにより生徒たちの集中力が格段に上がってきます。
天井が高く、リフトなど大きな動きも安心してできまし、床には足腰にやさしいリノリウムを使用しています。集中しやすく安全にレッスンできる環境を意識して整えています。

ダウンライトと高い天井

こちらこそ、ありがとうございました。バレエを通じて生まれる「喜び」を、多くの子供達に感じてもらえたら嬉しいです。

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